令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承したワイナリープロジェクト
創業者の名を冠し 新たなワイナリー「Joseph」がクロ・ダンボネに誕生
プレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグの新たな挑戦
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)が取り扱うプレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグは、「気候に左右されることなく毎年最高のシャンパーニュを世に送り出す」という創業者、ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承すべく、2017年より新たなワイナリープロジェクトをスタートさせました。この度、7年がかりで推し進められたプロジェクトが結実し、4月22日にアンボネイ村のクロ・ダンボネに、より環境に配慮した新生産拠点「Joseph(ヨーゼフ)」がオープンしたことを発表いたします。
創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢
継承した新たなワイナリー「Joseph」
1843年、妥協を許さない哲学と先見の明を持ったヨーゼフ・クリュッグによってランスの地で創業したメゾン クリュッグ。シャンパーニュの本質は歓びであるという信念のもと、「どんな気候にも左右されず、最高品質のシャンパーニュを毎年世に送り出す」という、創業者が生涯を通じて抱き続けた夢を6世代にわたり受け継ぎ、唯一無二のプレステージ シャンパーニュを生み出し続けています。
そしてこのたび、気候変動という将来の課題に立ち向かうために必要な変革に着手しながらも、170余年の長きにわたり連綿と受け継がれてきた妥協のない企業価値を維持すべく、2017年に新たなワイナリープロジェクト「Joseph」が発足しました。
総床面積は約9,500平方メートル、新たに建造されたワイナリーは、8つの独立したセラーと
5つの地下ワイナリー、330のタンクを擁し、圧搾された果汁の受け入れからティラージュまで、醸造作業の一元化が実現されました。これは、環境のみならずメゾンで働くスタッフにとっても、ワイン造りにおける理想的な条件を備えるものだといいます。
「ヨーゼフ・クリュッグの夢を未来に引き継ぐということは、今日そしてこれからの技術と資源をもって、彼の理念を尊重し続けることに繋がります」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル
シャンパーニュ地方随一のピノ・ノワールの産地
クロ・タンボネという必然性
創業者の名を冠する新たなワイナリーの建設地に選ばれたのは、アンボネイ村のクロ・ダンボネ。シャンパーニュ地方の中でも最高品質のピノ・ノワール種の産地として知られているアンボネイ村は、メゾンの創業以来、クリュッグ シャンパーニュの主要な供給地とされてきました。
中でも、村はずれにあるクロ・ダンボネと呼ばれる小さな区画は、5代目当主のアンリと弟レミによって購入され、単一畑のピノ・ノワールのみを使ってつくられる傑出したシャンパーニュを誕生させた地でもあることから、メゾンの歴史を語る上で欠くことができない特別な存在の一つとなっています。
こうしてクロ・ダンボネに誕生したワイナリーは、メゾンのシャンパーニュ造りにおける新たなインスピレーションの源となることも期待されています。
「メゾン クリュッグの創業以来、クリュッグ グランド・キュヴェのすべてのエディションにアンボネイのワインが使われています」
― クリュッグ家6代目当主 /
メゾン クリュッグ ディレクター オリヴィエ・クリュッグ
建築家やエンジニア、職人等、多くの個性と技術を集結させることで結実
「Joseph」は、クリュッグの才能あるスタッフのほか、建築家やエンジニア、多くの職人たちが、各々の個性と技術を集結、それらを融合させることで結実させたプロジェクトです。
同時に、多くの人々の才能が集い、このプロジェクトを推し進めることで、日々の業務の見直しや習慣の改善、制約の克服など、シャンパーニュ造りの最適化のためのあらゆる要素を再検討する、またとない機会を得ることができたとも言えます。
さらに、ワイン醸造において豊富な経験を有するマネジメントチームと作業グループが両輪となり、プロジェクトを推し進めたことで、業務の快適性や安全性の向上だけではなく、ワイナリーで働くすべてのスタッフのウェルビーイングにも配慮した、前例のないシステムを導入することにも成功したのです。
「私たちが最優先するものは卓越性であり、この驚異的なプロジェクトを達成するために協力したすべての人々の情熱のおかげで実現しました」
―メゾン クリュッグ社長 / CEO マニュエル・レマン
「このプロジェクトの中心は人です。この施設は、使う人たちの手によって、使う人たちのために設計されています」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル
ワインの卓越性を追求した新施設
クリュッグの卓越した技術の礎には、個性を重んじる理念が存在しています。創業以来、各区画で収穫されたブドウの特性を十分に引き出すことで、個性的なワインに仕上げるという、アートのような独自のアプローチ方法を採用。
クリュッグは、何世代にもわたり連綿と受け継がれているサヴォアフェールにより、年ごとにクリュッグ グランド・キュヴェの新しいエディションを生み出し、単一年のワインでは実現不可能な風味とアロマの豊かさを世の中に提供し続けています。
「Joseph」では、リザーヴワインのタンクやセラーなど、シャンパーニュの製造過程におけるすべてを最適な状態で保管・醸造するための理想的な環境を備えています。これは、最高品質のピノ・ノワールを生み出すシャンパーニュ地方とそのテロワール、そしてワインメーカーの多様性を称えるとともに、さまざまな個性を尊重するために欠かせないものでもあります。
セラーマスターのジュリー・カヴィルは、クリュッグと深い関わりを持ち続けてきた音楽に例えて、新施設「Joseph」を以下のように表現しています。
「このプロジェクトは、ワインを試すことができる理想的な音響のコンサートホールをつくるようなものです。音楽とそれを奏でる人々にとって完璧な場所なのです!」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル
環境面での配慮にもこだわりを見せた施設づくり
メゾンは、新ワイナリー建設に先立ち、低環境負荷の事業所であることを宣言する憲章に署名。廃棄物の再利用や低炭素素材を採用し、解体可能なサステイナブル素材を使用したダイナミックな現場設計を行うことを正式に約束しました。
騒音や視覚的な障害が生じる現場作業は、それらを軽減させるための特別な措置がとられ、地域の環境と生態系の静穏が保たれるよう配慮もなされました。
また、シャンパーニュ造りにおいて効率的な温度調節が不可欠であることを踏まえ、メゾンは水とエネルギーの消費量を厳格に管理。効率的な熱伝導性を持つ素材を採用することで、非常に優れた断熱性を発揮しています。加えて、自然な「フリークーリング」システムの採用や雨水回収システムの整備、すべての蛇口と照明に人感センサーを設置することで、環境負荷をできうる限り排除しています。
メゾンは、自然を尊重しテロワールを守り育てることに妥協しないという姿勢を維持し続けることで、チームやパートナーとの良好な関係を育んできました。 HQE(高環境品質)認証は、環境面での卓越性を優先事項に掲げる「Joseph」のコンセプトが誕生した時点ですでに組み込まれており、プロジェクトマネジメントを推し量るための基本的なツールとなっています。
この認証は、プロジェクトにおけるすべてのアクションの長期的な持続可能性を確保するという目的を中心に、エネルギーと水の消費を最小限に抑え、作業現場の廃棄物を再利用・リサイクルし、環境への負荷を最小限にすることによって、建物のカーボンフットプリントを削減するように設計されています。
この認証ラベルに準拠した取り組みを推し進めることで、チームのウェルビーイングやテロワールの生物多様性の両方に恩恵をもたらすだけではなく、地域経済を支える持続可能なソリューションにもなり得ると信じています。
村の人々の営みに調和するようにデザインされた、現代的なワイナリー
新施設は、ワイン醸造プロジェクトのスペシャリストである現地のプロジェクトマネージャーGNATと、2017年にランスのクリュッグファミリーハウスの見事な改修を手がけた建築事務所AW² architecture & interiorsとの相互補完的なコラボレーションにより実現。
サステナビリティを中心に景観に溶け込んだ現代建築を目指しながら、アンボネイ村の素晴らしいテロワールに敬意を表したいという願いから、建設にあたっては、ひとつひとつの工程に細心の注意が払われてきました。
村の景観と調和するようにデザインされた現代建築は、低層部を繋げることで回遊性を確保した上で、対になる2棟の建物を垂直に配置。占有面積と視覚的影響を最小限に抑えることで、ミニマリスト的な美学を持ちながらも、周囲の景観に調和する有機的な線を持つ設計に仕上げました。
セラーを覆うアーチ状の2つの大きな屋根は、クリュッグの樽での醸造技術をイメージし、また村に暮らす人々の営みと調和するようなブロンズカラーに仕上げました。村の原風景と見事な調和を見せる真新しいワイナリーは、豊かな遺産と力強い現代的なエネルギーの架け橋となっています。
レイアウトには、既存の施設の一部を建材として再利用。コンクリートにメゾンの遺産の一部を組み合わせるという革新的なアイデアにより、都市的な面と牧歌的な面を併せ持つワイン生産地域らしい精神を体現させました。視界が開けるように設計されたテラスエリアは、シャンパーニュ造りにおける新たなインスピレーションを与える空間となっています。
石組みの壁と再整備された庭との調和により、建物はブドウ畑とエレガントに融合しています。施設内のあらゆる場所で、見事なパノラマの眺望と自然採光を最大限に活かすことが特に考慮されています。
ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承するワイナリー「Joseph」は、よりよい自然環境や人間環境を実現すべく、偉大な1歩を踏み出しました。
クリュッグについて
メゾン クリュッグは1843年、ヨーゼフ・クリュッグによってランスで創業。
ヨーゼフは妥協を許さない哲学と先見の明を持った異端児で、歓びこそがシャンパーニュの本質だと理解していました。
彼はヴィンテージという概念を超越し、気候の違いに左右されることなく誰もが認める卓越した品質を持つシャンパーニュを毎年提供することに成功しました。
ブドウ畑それぞれの区画が持つ個性を重視し、さらにリザーヴワインの広範な「ライブラリ」を確立することで、彼は、プレステージ シャンパーニュだけを造る最初にして唯一の
シャンパーニュメゾンを確立するに至ったのです。彼のビジョンと創意工夫は6世代にわたりクリュッグ家に受け継がれ、高められています。
商品についてのお問い合わせ先:
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
モエ ヘネシー マーケティング部 電話:03-5217-9777
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
飛騨路を北へ。
詩情豊かにたたずむ町❝飛騨古川❞
に蓬莱の酒造はあります。
本堂山から古川盆地を見下ろす。まるで龍が山を下り源流から水を運んできたようだ!
彼方の乗鞍岳の頂には雪が…初冠雪。いよいよ、飛騨びとたちの冬支度・酒造りが始まる…
飛騨市古川町 蓬莱蔵元 渡辺酒造店
飛騨の匠の技が冴える紅殻格子の「渡辺酒造」の佇まい。軒下中央には、「蓬莱」の看板と酒造りの神様が宿る「杉玉」が…。七夕には笹の葉がサラサラと軒端に揺れているのかな…
渡邉家が酒造りを始めたのは明治3年(1870)、5代目久右衛門章でした。 生糸の商いで京都に旅した折に口にした酒の旨さが忘れられず、自ら居するこの地に酒蔵を構え、旨い酒をとの一心で酒造りを始めました。
出来あがった酒は至極好評となり、酒を愛でる宴で謡曲を謡いながら、えもいわれぬ、珠玉のしずくに酔ったと記されています。
その時、謡曲「鶴亀」で謡われた「蓬莱」を銘柄として選びました。
「蓬莱」は仙人が住むと云われる不老長寿の桃源郷・・・そして、「蓬莱」は人に慶びを与え、開運をもたらす縁起のよい「酒ことば」です。 明治・大正・昭和と、全国の銘醸地を訪れ酒造技術の習得に努め、美酒醸造の努力を惜しまず、品質至上主義を貫き数々の品評会で上位入賞。
若山牧水をはじめ飛騨を訪れる文人墨客に愛飲され、その名は次第に酒通の知るところとなりました。 飛騨を代表する美酒として高い評価を受け、地域風土に根差し、四季折々の食材と共に生活の慶びの一献として、永きにわたり地元の人々に愛し続けられています。
それぞれの酒蔵には追い求めるものがあります。それはどうしても捨てられない酒蔵の魂というべきもの。蓬莱が追い求めるものは
「米のいのちを生かすよう、真っ直ぐに醸す、心や人間性の酒造り」
伝統と手造りを重視し、古い木の道具を使い、じかに感じる香りや手触りを大切にしています。
現在、9代目・渡邉久憲氏は杜氏・北場広治氏の協力を得て、創業以来受け継がれた飛騨厳冬寒造りを開花させ、今まさに酒造り150年目を迎え、技術研鑚、人材育成、伝統文化の伝承に余念がありません。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 氷点下15度の温もり 飛騨の酒 ❝ 蓬莱 ❞「蔵元の隠し酒」とは!?
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7745544
飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり
飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつりは伝統的な町並み「上一之町、上二之町、上三之町」に建つ
酒蔵にて行われます。
飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり
期間 : 2022年6月10日(金)~7月3日(日)
時間 : 10時~12時・13時~16時
参加酒蔵 : 平瀬酒造店、二木酒造、平田酒造場、老田酒造店、舩坂酒造店、
原田酒造場:順不同
(上一之町、上二之町、上三之町エリア)
如何にも地酒が旨そうな・・・飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつりロゴマーク
お酒のいろいろ
吟醸酒(ぎんじょうしゅ)
米を磨いて低温でじっくり醸造するいわゆる吟醸造りをした酒。最大の特徴は、吟醸香と呼ばれる繊細でフルーティーな香り。吟醸香の高いものは、温めると香を損なうので普通は燗酒では飲まない。
純米酒(じゅんまいしゅ)
米と米麹だけで造る酒。ふくよかな旨味のある酒が多い。味がしっかりしているので、お燗から冷や、オンザロック、お湯割りなどいろいろ楽しめる。
本醸造酒(ほんじょうぞう)
いろいろなタイプがある。もろみを搾る前に少量のアルコールを加えて適度に味を調整しているのでお燗で軽快に飲めるものが多い。
生酒(なましゅ・なまざけ)
清酒はふつう出荷までに2回加熱殺菌(火入)をするが、この火入れを一度もしていない酒を生酒という。一般的に熱をかけていない分フレッシュな香味の酒である。冷やして飲むのがよい。
原酒(げんしゅ)
搾ってから水を加えていない酒。加水していない為、アルコール分が高く味が濃いものが多い。お湯や水で好みの濃さに割って美味しく飲める。
古酒(こしゅ)
前の年度か、さらに以前にできた酒をこう呼ぶ。熟成香となめらかな味わいが特長になる。
新酒(しんしゅ)
その年に造った酒のこと。フレッシュな味や香りが楽しめる。
おり酒(おりざけ)
にごり酒に似ていますが、製法が違う。醪を目の細かい布で、ていねいにこしても、どうしても微細な麹と酵母などが混ざり、タンクの底に沈殿します。これを集めて、白く濁ったままにしておいたのがおり酒。
にごり酒(にごりざけ)
醪を目の粗い布でこしただけの白く濁っている白濁酒。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
~初夏の古い町並を散策しながら造り酒屋巡り~
ZIPANG-6 TOKIO 2020 ~自慢の地酒を呑み比べ!~ 「第3回 飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり」6/10~7/3開催
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/34669342/
犬山市 小島醸造 忍冬酒
『荵苳酒(にんどうしゅ)』は尾張最古の銘酒で、創業は慶長2年(1597)です。
犬山城主が将軍家に献上しており、徳川家康も好んで飲んだと伝わっております。
累代家伝の秘法で製造されている和泉屋 小島醸造の『荵苳酒(にんどうしゅ)』。
絶対に燗を行う必要はなく「ウィスキー」に甘味を加えた様でしかも香りが良く、口当たりも非常に結構で又酔心地も格別であります。
そして一滴の混合物もなく、これも本酒の最も誇りとするところなのです。
数年経過しても腐敗することはなく、飲酒された方々からむしろ「時日を経過するに従って益々味を増す」との好評を得ているのが、この『荵苳酒』です。
さらに、店主曰く「常に飲用すれば滋養が非常に豊富で体温の調整を計り風邪をひかず胃腸は健やかになり勿論不老長寿の銘酒であることは古来幾多の文献により明らか」とのことです。
飲用の方法は、冷たいのをこのままお召し上がり下さい。
夏期にはタンサン水又はサイダー等にて割りハイボールにして、又冬には熱湯で割ってお召し上がりになれば微温となり御婦人用に適しています。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 徳川家康も好んで飲んだと伝わる 尾張最古の銘酒『荵苳酒』と犬山の見どころ!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7686814
「新潟淡麗 にいがた酒の陣」は新潟県酒造組合の50周年を記念して、2004年に第1回が開催されました。モデルとなったのが、ドイツのミュンヘンで1810年から開催されている伝統的なビールの祭典「オクトーバーフェスト」です。
その土地を大切にし、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむことがコンセプトです。
「新潟淡麗 にいがた酒の陣」も回を重ねるごとに来場者が増え、2014年は2日間で約10万人の方に「にいがた酒の陣」を楽しんでいただきました。来場いただきました方には約90の酒蔵の地酒500種類以上を新潟の多彩な料理とともに味わっていただけます。
さらに多彩なステージイベントをはじめ、日本酒セミナーなど“新潟流”の個性あふれる祭典にとなっております。
新潟淡麗とは
戦後間もない頃、庶民の生活は苦しく、当時は濃くて甘いお酒が好まれていました。しかし新潟のお酒は冬の厳しい寒さの影響で緩やかな発酵が進み「あっさりとした味」で当時はあまり目立たない印象でした。そんな中1957年、酒造好適米「五百万石」が誕生し雑味や汚れの少ない綺麗なお酒が作られました。
これが「新潟淡麗」誕生のきっかけです。暮らしが豊かになった現代、あっさりとしたお酒が好まれ、次第に淡麗化の流れに向かったのです。
酒づくりのこだわり
他県のお酒と比較すると新潟のお酒づくりは、とても贅沢です。たとえばお米の使い方。酒蔵では、玄米を白米にし、さらに精米にする手間を惜しみません。
表面のヌカを取り除いてお米の芯のデンプンを利用します。精米されたお米を、更によく磨き、本当に良いところだけ残して、きれいなお酒が造られています。 そのため、できるお酒の量はとても少なくなってしまいます。新潟酒は量より味、質にこだわり続けています。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「酒処新潟 90の酒蔵の地酒500種類以上を新潟の多彩な料理とともに味わう! 新潟淡麗 にいがた酒の陣 2017」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2117216
日本酒に関する意識調査ー日本酒造組合中央会
日本酒業界最大の団体で、全国 1,691 の蔵元が所属する日本酒造組合中央会(以下:中央会)は、2021年12 月、普段からお酒を嗜む全国 5,422 人を対象に「日本酒に関する意識調査」を実施しました。
本調査では、近年じわじわと日本酒の人気が高まりつつある 20 代-30 代の若者層に向け、より日本酒と共に豊かな時間を楽しんでいただけるよう、他年代との意識を比較しながら若者層と日本酒の関係を紐解いていきます。
若者を筆頭に全世代で今まで心が震えた・感動したことがあるお酒 NO.1 は「日本酒」20 代、30 代が回答! 日本酒に意外とあうお料理は・・・「チーズ」、「チョコレート」!??
アァ~いい湯だ…温泉での一杯はたまんね~ナ…
チーズもいいけど、オイラやっぱりバナナがいい…明日は久し振りに故郷の「惑星」に帰ってみようか!土産に日本酒持ってさ・・・チャールトン・ヘストンにも飲ましてやりて~ナァ
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-6 TOKIO 2020 若者と日本酒の関係を紐解く! 日本酒業界団体が「日本酒に関する意識調査」を実施
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/32460754
大神神社
ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。
大神神社 三輪山
ご祭神
ご祭神(さいじん)は国造りの神様として、農業、工業、商業すべての産業開発、 方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた人間生活の守護神として尊崇(そんすう)されています。
そして、崇神(すじん)天皇の御代に大流行した疫病をご祭神(さいじん)が鎮(しず)めたこと、杜氏(とうじ)の高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)がご祭神(さいじん)の神助(しんじょ)で美酒を醸(かも)したことから、医薬の神様や酒造りの神様として広く信仰をあつめておられます。
また、ご祭神(さいじん)の御名、「大いなる物の主」はすべての精霊(もの)をつかさどられる・統(す)べられるという意味をあらわし、災をなす精霊(もの)をも鎮(しず)め給う霊威(れいい)から厄除け・方位除(ほういよけ)の神様としても厚く敬(うやま)われています。
三輪山は、奈良盆地をめぐる青垣山の中でもひときわ形の整った円錐形の山です。古来、大物主大神が鎮(しず)まる神の山として信仰され、『古事記』や『日本書紀』には、御諸山(みもろやま)、 美和山、三諸岳(みもろだけ)と記されています。
高さ467メートル、周囲16キロメートル、面積350ヘクタールのお山は松・杉・檜などの大樹に覆われて、一木一草に至るまで神宿るものとして尊ばれています。
飛騨高山 上三之町 酒蔵の軒に飾られた酒造りのシンボル「杉玉」
『エェ⁉これって杉の玉ですか…今の今までスズメバチの巣だと思ってました』
だちかん‼この罰当たりめ、これはのう神杉の玉じゃ😠
大神神社 己の神杉
特に杉は『万葉集』をはじめ、多くの歌集に詠われ「三輪の神杉」として神聖視され、後世に三輪山の杉葉で造られた杉玉が酒造りのシンボルとして酒屋の軒先に飾られるようになりました。
また、山中には神霊(しんれい)が鎮(しず)まる岩が点在し、磐座(いわくら)と呼ばれて信仰の対象となっています。神社の古い縁起書には頂上の磐座(いわくら)に大物主大神(おおものぬしのおおかみ)、中腹の磐座(いわくら)には大己貴神(おおなむちのかみ)、麓の磐座(いわくら)には少彦名神(すくなひこなのかみ)が鎮(しず)まると記されています。
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