ZIPANG-9 TOKIO 2020【陸前高田市】新たな価値の創造と地域活性化を目指す~総務省の外部専門家(地域力創造アドバイザー)派遣制度~を活用!


地方創生プロデュースのさとゆめが、
陸前高田市と地域力創造に関する協定を締結


~道の駅高田松原の運営支援、新たな観光コンテンツ開発支援など、陸前高田市の新たな価値の創造と地域活性化を目指す~


広田湾の豊かな海が広がる陸前高田市


全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行う株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:嶋田 俊平、以下「さとゆめ」)は、陸前高田市(市長:佐々木 拓)と、地域活性化を目的とした地域力創造に関する協定を締結しました。


また、総務省の外部専門家(地域力創造アドバイザー)派遣制度※を活用して、さとゆめ代表の嶋田 俊平が、地域力創造アドバイザーとして、地域力創造に関する各種助言及び支援を行います。


※総務省

外部専門家(地域力創造アドバイザー)制度

地域独自の魅力や価値の向上に取り組むことで、地域力を高めようとする市町村が、地域活性化の取組に関する知見やノウハウを有する外部専門家を招へいし、指導・助言を受けながら取組を行う場合の外部専門家に関する情報提供及び招へいに必要な経費について総務省が支援。

地域力創造アドバイザー取組内容分類


協定の目的

さとゆめは、「ふるさとの夢をかたちに」をコーポレートミッションに掲げ、これまで全国50か所以上で、地方創生分野における伴走型コンサルティングを展開してきました。


地域の様々な魅力を新たな視点から発掘し、磨き上げ、地域が活性化する事業の創造及び、人起点の地域活性化を推進してきた実績を高く評価いただき、このたび陸前高田市と地域活性化を目的とした協定を結ぶに至りました。


陸前高田市の「地域力」と、さとゆめの「創造力」を掛け合わせることにより、地方における新たな価値の創造と、地域人材を軸とする地域力を最大限に活用した地域活性化を推進していきます。


また、総務省の外部専門家(地域力創造アドバイザー)派遣制度を活用して、さとゆめ代表の嶋田 俊平が、地域力創造アドバイザーとして、地域力創造に関する各種助言及び支援を行います。


協定の内容

さとゆめと陸前高田市は、相互に連携し、協議しながら下記を実施していきます。

1.道の駅高田松原の魅力創造に関すること

2.観光コンテンツの磨き上げ・連携による付加価値の創造に関すること

3.地域力創造に係る人材の確保・育成に関すること

4.交流人口・関係人口の拡大に関すること

5.その他この協定の目的に関すること



各代表コメント

・陸前高田市 市長 佐々木 拓 氏

さとゆめさんは、ローカルビジネスの分野において企画力に優れた企業と認識しており、「人起点」の事業を志向している点も、今後の地方にとっては、不可欠な視点と共感しております。

陸前高田市として、今回の協定に最も期待する点も、「人」起点の地域活性化であり、具体的には「道の駅の魅力化」です。「震災の伝承」と「賑わい再生」両方の役割が期待される当市道の駅は、集客力には優れた施設でありますが、売り上げという部分では、当初予定を下回っており、まだまだ可能性のある施設だと感じております。

今回の協定を機に、さとゆめさんのアドバイスのもと、農産物・水産物・土産品、飲食、全ての分野が、オール道の駅「ワンチーム」となって販売促進に取り組むことを期待しております。


・株式会社さとゆめ 代表取締役CEO 嶋田 俊平

陸前高田市には、東日本大震災以降の報道や、実際に現地を訪問する中で、かさ上げによる市街地造成など、その前例のない難しい選択をしながら、力強く復興の歩みを進められていることに強く感銘を受けていました。そうした中で、これから、より一歩進んだ創造的なまちづくり、地域活性化に取り組んでいく際に、外部専門家(地域力創造アドバイザー)として継続的に助言・支援をしてもらえないかとお声掛けを頂き、大変光栄なこととお受けし、協議を重ねて、本協定に至りました。さとゆめが創業から約10年、全国50ほどのエリアで様々なチャレンジをする中で得られた経験や人的資源を存分に活かし、陸前高田市の地域力創造、地域活性化に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。


買い物客でにぎわう道の駅 高田松原


道の駅 高田松原には食事ができるエリアも


【株式会社さとゆめ 会社概要】

さとゆめは、「Local Business Incubator 〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 50 以上のエリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。


JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」(東京都奥多摩町・青梅市)、“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。


所在地 :東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷 801
設立  :2012年4月17日
事業内容:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

総務省
〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館 電話03-5253-5111

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


2020年の「日本建築学会作品選奨」

木造建築による大船渡消防署住田分署

気仙大工や気仙船大工の伝統の建築技法が活かされているに違いない!


技術的工夫など評価され、平成30年に完成した大船渡地区消防組合大船渡消防署住田分署が2020年の「日本建築学会作品選奨」に選出。


南東からの施設全景


配置計画(図は本文にてご覧ください。)

敷地西側に2階建ての庁舎をコンパクトにまとめ、東側に 大きく様々な使い方が可能な、駐車場兼訓練広場を確保し ます。この配置計画は、再整備が進む中心市街地全体の広 場が連続していくことを意図したものです。広場を連続さ せて、歩行者のための新しいネットワークを形成します。


構造形式(図は本文にてご覧ください。)

高い耐震性と耐震壁の無い間取りの自由度を実現する ため、貫(ぬき)式木造ラーメン構造を採用しています。木材の粘り強い特性を最大限に生かした構造形式です。

柱梁の貫の接合部は、木の込栓と楔(くさび)を利用して 納めていきます。接合部に極力金物を用いずに建てる、伝統的な木造建築の技術を踏襲したつくりとなります。

車庫部は、同様の構造形式による貫式フィーレンディ ールトラス(多段梁)とすることで、他と共通の部材を利用して、無理なく大スパンの空間を実現できます。


設備計画(図は本文にてご覧ください。)

①大きな庇の日射制御による建物寿命の向上

②自然換気・採光等の自然エネルギーの利用

③バイオマス熱源空調による木質エネルギーの導入

④太陽光パネル・発電機による補助電源の確保

⑤敷地内防火水槽の設置による補助給水の確保

⑥ピット採用による設備更新の簡易化


大船渡市住田町が整備し、平成30年に完成した大船渡地区消防組合大船渡消防署住田分署は、技術的工夫など評価され 、一般社団法人・日本建築学会が発行する作品選集の掲載作品のうち、学術・技術・芸術の総合的観点から特に優れた作品が選出される2020年の「日本建築学会作品選奨」に選出され、名実共に「まちの〝顔〟」となりました。


住田分署新庁舎の概要




施設概要

設計・施工 設計:SALHAUS

施工:佐武建設・住田住宅産業・山崎工業特定共同企業体

規模

敷地面積:4957.57m2

建築面積:732.82m2(14.78%)

延床面積:1029.74m2

構  造:木造 一部 鉄筋コンクリート組積造

敷地条件

地域地区:都市計画区域外, 22条地域

道路幅員:南9m

駐車台数:50台

設備

空  調:空調/木質バイオマス熱源機冷暖房, 電気式冷暖房

衛  生:給水/直結給水方式

給湯/ガス給湯器, 電気温水器

排水/合流式排水方式

電  気:受電/低圧受電方式

予備電源/太陽光, 非常用発電機

防  災:消火/スプリンクラー, 消火器

排煙/自然排煙

工程

設計期間:2016年9月~2017年3月

施工期間:2017年6月~2018年3月

工事費

総工費:486,556,200 円(税込)

その他

耐震安全性の分類 :重要度係数Ⅰ類(1.50)

木 構 造 部 数 量 :柱梁等:176.88m3 CLT:46.09m3

木 構 造 部 材 概 要:

柱/杉, 住田町産材, 町内加工(一部県外)

梁/カラマツ, 住田町産材(一部県外), 町内加工(一部県外)

CLT/杉, 国産材, 県外加工


住田分署新庁舎の構造(画像は本文にてご覧ください。)

新庁舎では町産木材をふんだんに活用し、高い耐震性と耐震壁のない間取りの自由度を実現するため貫(ぬき)式木造ラーメン構造※を採用しています。

※貫式木造ラーメン構法とは

2本以上の垂直材(柱)を水平方向に貫通する貫(ぬき)を設け、軸組を補強する構法。

また柱と梁を長方形に組み、接合部を剛接合する構造をラーメン構造という。頑丈な木造建築に用いられる。


CLT(直交集成板)の使用(画像は本文にてご覧ください。)

新素材として注目されるCLT※(Cross Laminated Timber, 直交集成板)を階段の踏み板や1階、2階天井・軒の出部分に使用しています。

※CLTとは(詳しくは本文にて)

Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その4)気仙郡住田町 ~ 伝統技術と木質新素材の融合により2020年「日本建築学会作品選奨」受賞 ~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8893957/



気仙地方と気仙大工


新緑とノスタルジア 住田町

住田町と遠野市を結ぶ赤羽根峠を上り下りしていると、新緑の山に抱かれた坂本川沿いの集落が目に飛び込んできます。古き良き農村の風景を今もとどめているからなのだろうか⁉住んだことがあるわけではないのに、懐かしさに似た感覚を呼び起こさてくれます。

撮影:秋山 興(東海新報社)


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その5)気仙地方と気仙大工 【寄稿文】日原もとこ
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8950059



ケセンの色は命の色・・・


黄金の国ケセン

気仙(けせん)は、伝統文化がいまも豊かに息づく土地です。

歴史的には「黄金の国ジパング」の名の元となった金の産出地としても知られ、 信仰、祭礼、踊り、建築物や美術工芸などを今に伝えています。

柳田國男が絶賛した地としても知られ、宮沢賢治の創作の源の一つでもありました。

現在は、大船渡市、陸前高田市、住田町の2市1町に分かれていますが、 文化財の宝庫として、今もケセンは「黄金の国」と呼ぶにふさわしいエリアです。


空を仰ぐための場所

来訪者に、天井を切り取る穴の理由を尋ねられた。「空の鏡なんですよ。水に映る空を見て天を仰ぎ、亡き人に思いをはせてほしいと願いを込めたそうです」。

設計者に聞いたまま説明すると、その人もなるほどと言って空を見上げた。群青の下に沈黙が訪れる。相手もきっと祈っていたのだろう。

(道の駅・高田松原、12月)撮影:鈴木英里(東海新報社)


お元気でしたか? 忘れていませんよ!

被災地に今も心寄せられ、秋篠宮ご夫妻が大船渡入り、震災からの復興状況ご視察。

秋篠宮ご夫妻は2019年9月25日、7年ぶりに大船渡市を訪問されました。多くの市民から歓迎を受けたご夫妻は、同市役所やおおふなぽーと(防災観光交流センター)、㈱キャッセン大船渡が運営する商業施設に足を運ばれ、東日本大震災から8年6カ月余りを経過した市内の復興状況をご覧になられ、市民や関係者の皆様に励ましのお言葉を懸けられました。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その6)気仙に命の色を訪ねて・・・
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8987994



ケセンの色は「森川海と人」の色


山あいの〝二人三脚〟

住田の地形を表現する時に「山あい」という言葉がよく使われる。風がぴたりとやんだ午後、その風景が水田にくっきりと描かれた。山と農地、自然と生活の営みが寄り添う、初夏ならではの〝二人三脚〟の美しさ。田植えを終え、周囲の草刈り作業に励む住民の心をいやしていた。(住田町下有住、5月)撮影:佐藤 壮(東海新報社)


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その7)気仙に「森川海と人」の色を訪ねて・・・
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9011547



気仙に「記憶の色」を訪ねて~Ⅱ~


古民家を生かした、住田町のふるさと創生大学 


あえて残す未完の空間

床を支える石や木材、側面には稲わらを混ぜた土や竹…。本来は目にふれない気仙伝統の建築技術を、あえて見せる。古民家を生かした、ふるさと創生大学の新学舎。未完ゆえに、多くの人々が関心を寄せ、自由で無限の可能性を秘める。今後は人々が集い、学び合いながら地域のあり方を考える。(住田町上有住、2月)撮影:佐藤 壮(東海新報社)


伝統の「あいや」 小友町只出地区で9年ぶりに披露、盆踊りとともに復活

陸前高田市小友町の只出地区に伝わる舞踊と歌「只出あいや」が15日夜、只出漁港で披露された。東日本大震災の発生によって長らく公の場で踊られることがなかった「あいや」を地区の小学生や女性住民らが受け継ぎ、平成22年以来9年ぶりに只出自治会により実施された。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その9)気仙に「記憶の色」を訪ねて~Ⅱ~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9055070



~けせんの詩~ <フォト・ストーリー>


秋の耳に届く静けさ

どんどんと高くなりゆく秋の空を地色に敷いて、凪いだ水面がのんびりした港の様子を映し出した。ゆったりと間隔を置いて浮かぶ小島があらゆる〝ノイズ〟を遮り、湾をいっそう穏やかなものにする。心地よい静けさの中、さわさわと肌をなでる風と、小舟を揺らす波の音だけが豊かに聞こえた。

(大船渡市赤崎町)撮影:鈴木英里


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 黄金の国ジパング『ケセン』(その14)【東海新報社】 ~けせんの詩~ <フォト・ストーリー>
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/23870244



東日本大震災から13年「減災」こそより強く刻まれた教訓


2024年陸前高田 海鳥たちも戻ってきた           ©東海新報社 鈴木英里



きょうの本紙は特別紙面で〝備え直し〟というテーマを設定した。
単に「防災」というだけでは足りない。私たちがこれまで行ってきた備えは、果たして十分なのか。


一から見直し、考え直し、そしてまた、下の世代とともに学び直す。
それが、多くを失った被災地の態度として必要なものだ。


守ろう、まずは自分の命から。「遺族」となる悲しみを、
もう誰にも味わわせないために。
 

               (東海新報社代表取締役 鈴木英里)


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-8 TOKIO 2020 東日本大震災から13年「減災」こそより強く刻まれた教訓【東海新報社 鈴木英里】
https://tokyo2020-8.themedia.jp/posts/52208646/



※現在、2400件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


ZIPANG-9 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見 その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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