ZIPANG-9 TOKIO 2020最新デザインのショールーム、「ロールス・ロイス・モーター・カーズ 【名古屋】」がオープン❕


令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)



                              ロールス・ロイス

                               スピリット・オブ・エクスタシー


2024年7月21日、ロールス・ロイス・モーター・カーズの正規販売代理店であるNTPインポートHD株式会社による最新デザインのショールームが名古屋市千種区にリニューアルオープンいたします。



ロールス・ロイスの中部地区の拠点、「ロールス・ロイス・モーター・カーズ 名古屋」が最新のビジュアル・アイデンティティを採用しリニューアルオープン


ロールス・ロイスの卓越したビスポークに対する需要の高まりを反映し、ビスポークのためのスペース「アトリエ (Atelier)」、インスピレーション溢れるラウンジスペース「キャビネット・オブ・キュリオシティ(Cabinet of Curiosities)」、「スピークイージー・バー (Speakeasy Bar)」といった様々な要素を取り入れてデザインされたラグジュアリーな空間


自然光が豊かに差し込む2階建て空間には、常時4台の車両を展示し、お客様の妥協のないビジョンを実現するため、より充実したブランド体験を提供


オープンに合わせて、ロールス・ロイスの120年の歴史を祝し120台限定で展開されたビスポーク・モデル「ゴースト・プリズム(Ghost Prism)」やブランド初の完全電気自動車「スペクター(Spectre)」を展示


写真左から:ロールス・ロイス・モーター・カーズ 名古屋 ゼネラルマネージャー 森 寿徳、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクター アイリーン・ニッケイン、NTPインポートHD株式会社 代表取締役社長 小栗 一朗、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・セールス・マネージャー サンオク・リー


中部地区の拠点として2016年にオープンした地にリニューアルオープンしたロールス・ロイス・モーター・カーズ 名古屋は、ロールス・ロイスが世界各地で展開する新ビジュアル・アイデンティティに基づいてデザインされました。



自然光が差し込むガラス張りの2階建ての空間は、現代的なエレガンスと時代を超越した洗練をシームレスに融合したもので、お客様の好奇心や想像力を刺激し、妥協のないビジョンを実現するための対話を促しながら、より充実したブランド体験を提供いたします。



エントランスのドアはロールス・ロイスを象徴するパンテオン・グリルをモチーフにし、
その上部にはすべてのロールス・ロイス車に輝くスピリット・オブ・エクスタシーが飾られ、比類のないラグジュアリーと職人技を提供するというブランドのコミットメントを
示します。


ショールームに一歩足を踏み入れると、ロールス・ロイスならではの高度なビスポークの円滑なオーダーのためにデザインされた空間が広がります。そのデザインは、洗練されたコンテンポラリー・ラグジュアリーやクリエイティビティを表現しながらも、ブランド創設者の言葉を随所に配し、ブランドの120年の歴史を再認識させます。


キャビネット・オブ・キュリオシティ(Cabinet of Curiosities)


ラウンジスペースである「キャビネット・オブ・キュリオシティ(Cabinet of Curiosities)」には、時代を超越した魅力的なオブジェやアートワークが折衷的にディスプレイされ、ロールス・ロイスならではのビスポークのコミッショニング・プロセスの一環として、お客様にインスピレーションや、個性あふれるアイディア、そしてクリエイティビティの実現へのきっかけを促すようにデザインされています。


スピークイージー・バー(Speakeasy Bar)


また、「スピークイージー・バー(Speakeasy Bar)」はリラックスした雰囲気の中、お客様同士の交流の場としてお楽しみいただけます。


アトリエ(Atelier)


最大の見どころである、ビスポークのためのスペース「アトリエ(Atelier)」には、ウッドパネル、レザー、刺繍糸、ラムウールやテキスタイルのサンプルといった、ブランドの最も精巧な職人技に関わる様々なマテリアルが美しくディスプレイされています。


色鮮やかなエクステリアのカラーはおなじみのスピードフォームで、インテリアのレザーサンプルはロールス・ロイスを象徴する傘の持ち手をあしらったバーに美しく巻かれ、ロールス・ロイスならではの多彩な組み合わせをご覧いただけます。



ロールス・ロイス車が4台展示可能な本ショールームでは、各車両はそれぞれの個性とアイデンティティに沿って配置され、キネティック照明やデジタルスクリーンによる多彩なシークエンスが可動することにより、さらに魅力的な雰囲気を演出します。


ゴースト・プリズム(Ghost Prism)


Bespoke Creations

本ショールームのオープンに合わせて特別に公開されたのは、ロールス・ロイスの120年の歴史を祝して120台限定で世界的に展開されたビスポーク・モデル、「ゴースト・プリズム(Ghost Prism)」です。現代的なデザインの世界観からインスピレーションを受けた「ゴースト・プリズム」は、ダークでニュートラルな色調にかすかな色の刺激を加えるという斬新な手法を取り入れ、現代のラグジュアリーの世界観を明確に表現しています。


深い光沢のある仕上りのガンメタル・グレーのボディに、イエローの大胆なアクセントカラーがバンパー下部のインサート、ブレーキキャリパー、コーチラインに配されています。
ソリッドなフォルムと明るくスペクトラルな色彩のコントラストに着想を得て、「ゴースト・プリズム」と名付けられました。


写真左から:NTPインポートHD株式会社 代表取締役社長 小栗 一朗、
ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクター
アイリーン・ニッケイン


Spectre

本ショールームには、ロールス・ロイス初の完全電気自動車「スペクター(Spectre)」も展示されています。美しいプロポーションで視覚に訴える2ドア、ファストバックのスペクターは、世界初のウルトラ・ラグジュアリー・スーパー・クーペであり、ロールス・ロイスの新たな時代への歩みを象徴するモデルです。

本モデルのエクステリアには、創業者ヘンリー・ロイス卿のゆかりの地であるウェスト・ウィッタリング・ビーチの美しい色合いにインスパイアされたウィッタリング・ブルーを取り入れ、鮮やかなマンダリン・カラーのショルダー・ラインがエレガントかつコンテンポラリーな雰囲気を際立たせます。

「ロールス・ロイスは、ビスポークへの関心がさらに高まっている今日、最新のビジュアル・アイデンティティのショールームを名古屋に開設し、洗練された審美眼を持つ大切なお客様に比類なきラグジュアリー体験をお届けできることを嬉しく思います。

この新しいショールームは、卓越したクラフツマンシップ、精巧なデザイン、革新性、そしてビスポークの無限の可能性を、自動車という枠を超え、より広いラグジュアリー分野にわたって、お客様にお届けするという私たちのコミットメントを示すものです。」



ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクター

アイリーン・ニッケイン (Irene Nikkein)



「日本の中心に位置する名古屋に、最新のビジュアル・アイデンティティを採用した
日本最大級のショールームをオープンできたことを嬉しく思います。

ロールス・ロイスという最高の車に相応しい最高のおもてなしをお一人おひとりに合わせて提供することで、より多くの皆様にロールス・ロイスの魅力を身近に感じていただけることを目指して参ります。

また、この場所は単なるショールームではなく、ロールス・ロイスのオーナーの皆様がサロンのように集い、他にはない寛ぎを得られるスペースとしたいと考えております。

ロールス・ロイスの大切なお客様がここで多くの思い出を作り、素晴らしい時間を過ごしていただけることを心より願っております。」



NTPインポートHD株式会社

代表取締役社長 小栗 一朗


ロールス・ロイス・モーター・カーズ 名古屋

所在地:愛知県名古屋市千種区内山3丁目9−14
営業時間:10:00 - 18:00(月曜日定休)
電話:052-744-0304


ロールス・ロイス・モーター・カーズ

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、真のラグジュアリー自動車のメーカーであり、世界で最も高い評価と敬愛を受ける、手作業による魅力的なビスポーク製品を世界中のお客様のために製造しています。


英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスには、2,500名以上の従業員が勤務しています。


ホーム・オブ・ロールス・ロイスには、グローバル本社のほか、センター・オブ・ラグジュアリー・マニュファクチャリング・エクセレンスが設置され、世界で唯一、ロールス・ロイスの自動車のデザイン、開発、手作業による緻密な製作が行われています施設、製品および人材への継続的な投資により、世界販売台数の記録更新が続いており、2023年には史上最高となる6,000台超を記録しました。


London School of Economics & Political Scienceの独自調査によると、2003年にグッドウッドでの生産を開始して以来、ロールス・ロイスは英国経済に40億ポンド以上を貢献し、毎年5億ポンド以上の経済価値を生み出していることが確認されています。


*ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するROLLS-ROYCE PLC(ロールス・ロイス・ピーエルシー)とは完全に別会社で、関連はありません。


関連情報

東京


2024年7月5日、ロールス・ロイス・モーター・カーズの正規販売代理店であるコーンズ・モータース株式会社による最新デザインのショールームが東京、千代田区紀尾井町にリニューアルオープン。


ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京

所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ガーデンコート1F
営業時間:10:00 - 19:00(定休日:年末年始)
電話:03-6809-5450


横浜


国内初の最新デザインによる「ロールス・ロイス・モーター・カーズ 横浜」


ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜

所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2-1
営業時間:10:00 - 19:00
定休日:水曜日
電話:045-680-4500



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


SWATCH のコンセプトとスイス伝統文化と日本人の匠の血が結実!


スウォッチAG 新社屋(スイス・ビール市)ファサード


スウォッチAG は本年10 月3 日、約5 年の施工期間を経て竣工した新社屋(スイス・ビール市)にて、この度お披露目を兼ねた盛大なる落成式が執り行われました。 この、世界最大級の木材構造建築物となる新社屋を設計したのは、日本人建築家、坂 茂氏。


この新社屋は創業1983年、あの世界中の若者を魅了した、お手頃価格ながら美しくファッション性の高いSWATCH のように既成概念にとらわれず、時代のニーズの本質を追求した建築物で、スウォッチAG 社史に新たなページを刻むこととなりました。


イタリアのミラノドーモを完成させたスイス伝統の木工技術は、その頑な基本理念を貫く姿勢においてこそ、見事に伝承されていると拝察した次第です。 


スウォッチAG 新社屋(スイス・ビール市)外観


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-3 TOKIO 2020 世界最大級の木材構造建築物完成「SWATCH のコンセプトとスイス伝統文化と日本人の匠の血が結実!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7113723



※現在、2300件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。



フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ ~イタリア文明宮から~

THE ACCADEMIA NAZIONALE DI SANTA CECILIA AND FENDI FOR A SPECIAL PERFORMANCE



イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、ローマにある世界最古の音楽大学のひとつサンタ・チェチーリア国立アカデミア(Accademia Nazionale di Santa Cecilia)と共同主催で、「フェンディルネサンス -アニマ・ムンディ」と題したストリーミングイベントを開催します。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 〜 世界は新時代へ向う 〜 「フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ」イタリア文明宮から特別公演をストリーミング配信!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8569840



ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築


六甲山サイレンスリゾート                    © AMDL CIRCLE


デザイン・クリエイティブセンター神戸は、ミケーレ・デ・ルッキと彼が主宰する建築スタジオAMDL CIRCLEによるリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」の全容を日本で初めて紹介する展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」を開催いたします。


イタリア人建築家・ミケーレ・デ・ルッキは、1980年代にデザインムーブメントを巻き起こしたデザイナー集団〈メンフィス(Memphis)〉の主要メンバーとして活動。


イタリア国内外にて住宅、産業施設、オフィスや文化施設等の建築プロジェクトやミュージアムのプランニングなどを手掛け、建築・デザインの分野において現在に至るまで常に第一線で活躍し続けています。


日本国内では、「ジンズ(JINS)デザインプロジェクト」でのコラボレーションや白井屋ホテル(群馬県)のスペシャルルームを手掛けたほか、現在は、神戸のランドマークであった旧六甲山ホテルを《六甲山サイレンスリゾート》として再生する5年間のプロジェクトを主導しています。


「EARTH STATIONS」とは、建築の進化する役割と象徴的な建物の必要性をめぐる考察から生まれた新しい建築のタイポロジーになります。


展覧会では、「EARTH STATIONS」を中心に、六甲山サイレンスリゾートや世界各地でのプロジェクトにつながる建築家の思想を模型や映像で紹介するほか、ミケーレ氏がデザインした家具や照明などのプロダクト展示も行い、メンフィスから現在に至る建築家の思索を辿ります。


本展を通し、わたしたちのライフスタイルの変化、進化に応える建築やデザインの在り方について考える機会となれば幸いです。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 イタリアデザイン界を代表する建築家による展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」 開催
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/35183460/



黒川紀章による
カザフスタンの首都アスタナの都市計画


カザフスタンには広大な自然が・・・ アスタナ山に護られているように都市が広がる


カザフスタン共和国について

カザフスタン共和国は、ユーラシア大陸の中央部、中央アジアに位置している。272万4900平方キロに達する広大な国土は、旧ソ連邦のCIS諸国の中で2番目に大きく、ロシア、中国、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、インド、オーストラリアに次いで世界第9位で、EU諸国の12か国の国土を合 わせたよりも大きい。 


カザフスタンは、中国に1460キロ、キルギスタンに980キロ、トルクメニスタンに380キロ、ウズベキスタンに2300キロ、ロシアに6467キロの長さにわたって国境を接している。全国境の長さは1万2187キロに及ぶ。 西のウラル川に接する低地から、東のアルタイ山脈に連なる山岳地帯まで、3000キロの広がりがあり(二つの時間帯をカバーする距離)、北部の西シベリア低地帯から南部のキジルクム砂漠と天山山脈の山岳地帯まで、2000キロほどの距離がある。


カザフスタンの最北端は北緯55.26度。東ヨーロッパ平原の中央部分の南でイギリスの南端(モスクワの緯度)の位置に相当する。最南端の緯度は、 北緯40.56度。コーカサス地方と南ヨーロッパの諸国の緯度と同じで、マドリッド、イスタンブール、アゼルバイジャンの首都バクの緯度に相当する。


カザフスタン国内には、大小8500の川がある。7大河川の長さの合計は、1000キロ以上に及ぶ。最大の川はウラル川とエンバ川で、カスピ海に注ぐ。シルダリヤ川はウラル海に、イルティシュ川、イシム川、トボル川は共和国を横断し最終的には北極海に注ぐ。


4万8000の大小の湖がある。最大の湖はアラル海、バルハシ湖、ザイサン湖、アラコリ湖、テンギス湖、セレテンギス湖。また、カザフスタンは、世界最大の湖であるカスピ海の北部と東部の沿岸の多くを占める。


カスピ海のカザフスタン側の沿岸は2340キロに及ぶ。カズフスタンの国境の26%はステッ プが占める。国土の44%は1億6700万ヘクタールに及ぶ砂漠で、14%は半砂漠である。それに対して森林は2100万ヘクタールを占める。



21世紀の偉大な首都「アスタナ」の物語

カザフスタンの首都アスタナは、かつてはアクモラと呼ばれたところだ。
1997年10月20日カザフスタン共和国大統領令およびカザフ共和国議会の承認を得て、1997年12月10日カザフスタン共和国の首都と宣言された。


カザフ共和国の新しい首都であるアスタナの国際的お披露目は1998年6月10日に行われた。 1920年当時のカザフスタンの当時の首都はオレンブルグ。(現在はロシア連邦に編入されている) 1925年カザフの首都はクジル・オルダに移動。更にトルキスタン、シベリア鉄道の建設が主な理由となって、アルマ・アタ(アルマ・トゥイ)に移された。法的には1927年4月3日のことだが、実際は1929年に移転。


アルマティからアクモラへの首都の移転は経済的、環境的、地理的理由から進められた。
まずにアルマティは共和国の地理的中心地から遠すぎること、更に人口が150万人に近付き、居住地が狭くなってきたことによる。 社会、経済的指数、天候、景色、地震、自然環境、生産輸送基盤、建設設備、労働力等32の指標を元に、カザフスタン全土を徹底的に検討し、
アクモラが最適な都市として選ばれた。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「カザフスタンの首都アスタナの都市計画は名古屋出身の建築家黒川紀章氏によるものです!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1597081



森羅万象との融和 JR岐阜駅前再開発 


四神相応を基に構成し生き生きとした有機的イメージの広場

この再開発プロジェクトの特徴は騒々しい交通の大拠点を、歓迎の両腕を差し出したスカイウオークデッキと杜の駅が主なデザインテーマです。それには岐阜の風土伝統から始まる人の心に寄り添うモダン伝統デザインであるべきと、当初から心がて全体の計画に取り組んだのです。


私たち日本人は色彩を軽ろんじていませんか?

服装も家も街並みも都市も国土も一つの景色です。その基本を少し理解すると全てが融和し、調和が始まります。


私たち日本人は色彩を選択する時、他のものごとより理由も感性も十分な検討もない侭、命に別状はないとして決めています。


しかし戦国時代の武将たちは、命をかけて城ばかりではなく、領地から服装、香りまでトータルデザインに尽くしました。


その根底には「恥と誇り」があったのです。それが日本の穏やかな文化の基本です。またその手本は、天地空海、山川草木、生きとし生きるものの姿や色彩など、全て自然の中にあります。それが人間界の風土に育まれた伝統文化です。


今は伝統的な和の優れた文化よりも、外国の派手な文化に目が行きがちですが、それらは彼らに似合う文化であって、そこに住む日本人が美しく見えないばかりか、外国人から見ても日本人は世界一洋服の似合わない人々と言われる所以です。


その都市環境は電柱と看板とバラバラな建築様式と形と色彩の混沌であり、スラムのようだと言われます。それには視覚上の色彩も大きく影響します。さらにわが国の混沌とした環境の改善は大事な未来の子供達や次世代に不調和な環境が影響し、いじめや犯罪など心の問題にも関わります。環境は人をつくると言います。


そこで都市環境と様々なデザインの、発想から実施に至るまで関わった筆者の多数のプロジェクトの経験から、色彩に取り組む実務のトータルデザインについてご紹介しましょう。一例としてJR岐阜駅前地区再開発での筆者が手掛けた色彩デザインの手順が僅かでもご参考になれば幸いです。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 色彩デザイン実践講座 事例1 JR岐阜駅前再開発 森羅万象との融和【寄稿文】林 英光
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/21261952



トヨタ、「コネクティッド・シティ」プロジェクトを発表


トヨタ自動車次世代都市「Woven City」東富士


ウーブンシティ 発表!


トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2020年1月7日(火)~10日(金)に米国ネバダ州ラスベガスで開催するCES 2020において、人々の暮らしを支えるあらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」のプロジェクト概要を発表しました。


本プロジェクトでは、2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地を利用して、将来的に175エーカー(約70.8万m2)の範囲において街づくりを進めるべく、2021年初頭に着工する予定です。


今後、様々なパートナー企業や研究者と連携しながら、新たな街を作り上げていきます。 このプロジェクトは、人々が生活を送るリアルな環境のもと、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を新たに作るものです。


プロジェクトの狙いは、人々の暮らしを支えるあらゆるモノ、サービスが情報でつながっていく時代を見据え、この街で技術やサービスの開発と実証のサイクルを素早く回すことで、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることです。


トヨタ東富士工場 記念すべき東富士工場生産第1号のマークⅡバンが完成したのは、
昭和43年(1968年)だった。小生が乗ったのは昭和40年代が終わろうとしていた頃だった


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 トヨタ自動車次世代都市「Woven City」東富士(静岡県裾野市)に2021年初頭より着工!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7555982



アーツ・アンド・クラフツとデザイン

ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで


ウィリアム・モリスらのデザインによる、

ロンドン郊外のアーツ&クラフツ運動の拠点 レッドハウス 


「レッドハウス」のインテリア。ケルト文様をモチーフにしたファブリック。Ⓒ鎹八咫烏

家具デザインから、ガラス食器やキャンドル・スタンドまでをもデザイン。
バーン・ジョーンズがステンドグラスと暖炉廻りのタイルをデザイン。  


ロンドン郊外のアーツ・アンド・クラフツ運動拠点レッドハウス 丸窓    Ⓒ鎹八咫烏


人間性の復興を唱えるアーツアンドクラフツ運動とは

急速な工業化による経済成長で、都市部は過密になり、周辺へのスプロール現象がおこり、平和な田園風景も失われつつあります。そして一段落してみると、増え続けてきた住宅にも、質が求められる時代になってきました。


これは、産業革命を早めに成し遂げたイギリスの、19世紀の状況でもありました。 当時の文化人であったジョン・ラスキン(1819~1900)は、こうした工業化による都市や建築の変貌を鋭く批判し、中世に範を求め、芸術や社会に人間性の回復を唱えました。


これを受けて、美術、工芸に手づくりの良さを取り戻そうと、実践したのがウイリアム・モリス(1834~1896)らのアーツアンドクラフツ運動です。


モリスは、裕福な家庭に生まれ、幼い頃から、歴史小説等の読書が好きで、オクスフォード大学へ進学してからは、ラスキンらの書物に影響され、芸術や社会改革への関心が高まっていきました。


そして、画家、建築家、工芸家等、志を同じくする若者が集まり、共同して活動するようになったのです。1859年、美少女モデルのジェインと結婚する際に、仲間で協力し、理想の家づくりを目指して建てたのがレッドハウスでした。


ロンドン郊外の果樹園つきの牧場地を買い取り、家のプランはL字形で、外壁は急勾配の屋根と外壁で、素朴な造りとなっています。ここでは友人のフィリップ・ウェブ(1831~1915)が設計を担当し、家具デザインから、ガラス食器やキャンドル・スタンドまでをもデザインし、バーン・ジョーンズがステンドグラスと暖炉廻りのタイルを、そして、モリス自身も、刺繍の壁掛け等のデザインをしました。


この後、1861年、モリス・マーシャル&フォークナー商会が設立され、装飾デザイン、壁紙、ステンド・グラス、テキスタイル、カーペット、家具等、中世のクラフツマン・シップを取り戻すべく、製作販売が行われていったのです。


「建築のあらゆる仕事は協同の仕事である」 ウィリアム・モリス


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-7 TOKIO 2020 アーツ・アンド・クラフツ と デザイン(11月5日迄開催)【そごう美術館】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/48936782



※現在、2300件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


ZIPANG-9 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見 その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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