ZIPANG-9 TOKIO 2020高知の絶景ホテル『TheMana Village』が規格外フルーツ小夏を使用したフードロスの社会課題に取り組む。


令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)


高知の絶景ホテル



高知県の特産「小夏」を使用したデザートを

地元高校生と開発し、全国に魅力を発信。


全国で宿泊事業や地方創生を手がける株式会社ARTHグループ(土佐清水リゾート合同会社)が運営する高知県土佐清水市にある『TheMana Village(ザマナ ヴィレッジ)』は、高知県の特産品「小夏」を使用したデザートを6月限定でレストラン『Azzurrissimo(アズリッシモ)』にて提供しています。


本来ならば商品にならず廃棄されてしまう規格外品を使用し、フードロス削減の取り組みとして地元の清水高校の生徒と共同開発いたしました。


高知県の特産品「小夏」と井村農園

爽やかな酸味と甘みが特徴の初夏のフルーツ「小夏」は、高知県の農園で広く栽培されている柑橘類であり、TheMana Villageがある土佐清水市の『井村農園』でも毎年4月から5月にかけてたくさん収穫されています。


『井村農園』は山の上に位置し、小夏に袋をかけずに直射日光を当てて栽培するため、鮮やかな黄色に育つのが特徴です。


小夏は高知県内では多くの方に愛されている一方で、県外の方にはあまり馴染みがないフルーツのひとつでもあります。


鮮やかに育った「小夏」


企画したARTHの山川と井村農園の井村さん


地元高校生の熱い思いと、メニュー開発まで

地元、清水高校の探求学習をきっかけに、生徒の佐竹さんから「地元の柑橘の魅力をもっとたくさんの人に届けたい」という声がありました。


これまでも清水高校とは地域活性化の取り組みとして何度か『TheMana Village』でイベントを開催してきた縁もあり、施設内にあるレストラン『Azzurrissimo』にて小夏を活かしたメニューを考案することに。県内外や海外からお客様をお迎えしている当施設であれば、土佐清水の小夏のおいしさを広く知っていただくことができると考えました。


清水高校の佐竹さんと収穫体験


デザート開発をしている様子


廃棄されるはずの「小夏」をイタリアンデザートのカッサータに

試作前に実際に井村農園を訪問し、収穫体験をしながら生産者の方のお話をうかがっていると、収穫時に地面に落ちてしまったものは傷みやすく、味は美味しいままなのにも関わらず出荷されずに廃棄になるものが多いということが分かりました。そこで、すぐに調理可能な当施設であれば廃棄予定の規格外品でも問題なく使用でき、フードロスを削減することができると考えました。


今回開発した小夏のカッサータは、イタリアのシチリア島が発祥のアイスケーキ。
カッサータ本体の完成度はもちろん、付け合わせやトッピングなどができるレストランのひと皿として、どのように構成してお楽しみいただきたいか検討と試作を重ね、小夏の爽やかな甘み、程よい苦味、フレッシュさを感じられる、夏らしいドルチェが完成しました。


小夏のカッサータは、ランチコースの他、ディナーのアラカルト(単品)でもお召し上がりいただけます。


地元高校生と共同開発した小夏のカッサータ


【清水高校】 佐竹さんのコメント

「チョコチップと小夏の相性が抜群で、小夏を活かした味わいになっています。添えているフロランタンやジュレと一緒に、観光の方にも地元の方にもぜひ食べてほしいです。」


【Azzurrissimo】 高見シェフのコメント

「佐竹さんが作ったジャムや試作品を何度か食べさせていただきましたが、ご自身で身に付けた製菓技術のレベルがとても高く、お菓子づくりやそれを通して人に喜んでもらうことが大好きなのだということを何度も実感しました。また、自分の意思を貫く芯の強さも感じ、真剣に向き合っている彼女の姿は私にとっても大きな励みになりました。」


TheMana Villageでは、
今後も地域と共同で様々な取り組みを進めてまいります。


■施設情報■

TheMana Village(ザマナ ヴィレッジ)

住所:高知県土佐清水市足摺岬783

電話番号:0880-88-1111



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください


紫式部の越前


ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる

(返歌 小塩山 松の上葉に 今日やさは 峯のうす雪 花と見ゆらむ)

名に高き 越の白山 ゆきなれて 伊吹の嶽を なにとこそ見ね


越前「KOUGEI-EXPO」経済産業省 


川上御前


紙祖神 岡太神社・大瀧神社

岡太神社(おかもとじんじゃ)は、この里に紙漉きの技を伝えたといわれる「川上御前(かわかみごぜん)」を全国で唯一の紙祖神として祀っています。


それでは、まず今回の会場となる福井県・越前を代表する越前打刃物や越前箪笥と並ぶ伝統工芸品の一つ、越前和紙の歴史についてご紹介いたします。


越前和紙1500年の伝統

1500年の長い歴史を築き上げてきた越前和紙の特徴の1つとして、全国でも唯一の紙祖神「川上御前」を祀る越前和紙産地の心がここにあります。


全国に数ある和紙産地の中でも、1500年という長い歴史と、最高の品質と技術を誇る越前和紙。その発祥について、伝説が伝えられています。


― 継体天皇が男大迹王(おおとのおう)として、まだ、この越前に潜龍されておられたころ、 岡太川の川上の宮が谷というところに忽然として美しいお姫様が現れました。 「この村里は谷間であって、田畑が少なく、生計をたてるのにはむずかしいであろうが、清らかな谷水に恵まれているので、紙を漉けばよいであろう」と、自ら上衣を脱いで竿にかけ、紙漉きの技をねんごろに教えられたといいます。


習いおえた里人は非常に喜び、お名前をお尋ねすると、 「 岡太川の川上に住むもの」と答えただけで、消えてしまいました。それから後は、 里人はこの女神を川上御前(かわかみごぜん)とあがめ奉り、 岡太神社を建ててお祀りし、その教えに背くことなく紙漉きの業を伝えて今日に至っています。―


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「KOUGEI-EXPO 全国の伝統的工芸品が一堂に魅力発信!第33回伝統的工芸品月間国民会議全国大会」開催のご案内


https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1574894



平成27年度認定 ふくいの伝統的民家


福井の伝統的民家

福井県内には、地域特有の形態や外観を有する伝統的民家や街並みが存在し、地域性や独自性に富んだ景観が形成されています。


県では、「福井県伝統的民家の保存および活用の推進に関する条例」を制定し、伝統的民家の改修等に対する補助や所有者等への情報提供などを通じて保存・活用を図ってきました。


今後は伝統的民家が集積する地区における集落や街並み景観の保全・活用の取組みに対しても重点的に支援していきます。


1 「ふくいの伝統的民家」認定制度について

福井県では、平成18年4月1日より「福井県伝統的民家の保存および活用の 推進に関する条例」を施行し、この条例に基づく施策の一つとして、「ふくいの伝 統的民家」認定制度を開始しました。


この「ふくいの伝統的民家」認定制度は、所有者の申請に基づき県が認定を行 うもので、伝統的民家に誇りを持って住み続けていただき、後の世代に継承して いただくことを目的としています。


2 認定基準

県内のそれぞれの地域で受け継がれてきた「妻壁を柱と梁で格子状とした漆喰 塗の切妻屋根の農家型の民家」や「格子戸等町家の伝統的意匠を基調とした切妻 屋根の町家型の民家」等、外観が典型的な伝統的民家の基準を満たす木造建物ま たは県の審査委員会が地域固有の伝統的民家と認めたもの。


~金森長近公が築いた町割りを今に伝える~   大野市城下町地区



推進地区の区域 大野市泉町一部、明輪町、日吉町の一部、元町、本町、城町、錦町、要町の一部、水落町、中野町の一部 (地区の範囲はこちら) 地区の状況 世帯数 約980世帯
伝統的民家等 103戸 地区の歴史・特徴 今から430年前に金森長近公が築いた水路やお堀で区画された町割りが残り、伝統的民家や豪雪地特有の土蔵が多数存在している。


地区には武家住宅の他、寺町に残る約20ヶ寺もの寺院群も残っており、城下町の風情を今に伝えている。 地区で行っている主な活動 ・人力車による街並み案内 ・雪見灯篭や寺町万灯会による街並み演出。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「日本の伝えたいふるさと 福井の伝統的民家(その1)」


https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2140374



日本の伝えたいふるさと

統一感のあるシルバーグレイの街並みが続く…屋根の形が越前和紙を漉いているかのよう⁉


越前市五箇地区 平成23年度指定地区

推進地区の区域 越前市大滝町、岩本町、新在家町、定友町の一部、不老町 (地区の範囲はこちら) 地区の状況 世帯数 約750世帯 伝統的民家等 56戸 地区の歴史・特徴 五箇地区は、千五百年前から始まったとされる越前和紙の産地で、日本一の手すき技術を誇る和紙産業とともに発展してきた。


地区内には「うだつ」のある大きな民家や、町家と農家の意匠を併せもった民家が多く残っており、独特の街並み景観が形成されている。 地区で行っている主な活動 ・行灯の設置 ・地区内の建物の景観チェックによる住民の意識啓発 ・地区内の特徴を活かした祭りの開催 ・建物の外観等に関する地域まちづくり協定の締結・運用



福井の伝統的民家

福井県内には、地域特有の形態や外観を有する伝統的民家や街並みが存在し、地域性や独自性に富んだ景観が形成されています。


県では、「福井県伝統的民家の保存および活用の推進に関する条例」を制定し、伝統的民家の改修等に対する補助や所有者等への情報提供などを通じて保存・活用を図ってきました。 今後は伝統的民家が集積する地区における集落や街並み景観の保全・活用の取組みに対しても重点的に支援していきます。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「日本の伝えたいふるさと 福井の伝統的民家(その2)」


https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2146794



越前がにのまち越前町より感謝を込めておもてなし!


越前港は、カニの漁場まで最も近い港。


福井県内の4つの港で水揚げされる越前がに。その中でも、もっともと多くの水揚げがあるのが越前町の港です。越前で水揚げされた越前がにが、福井県内や全国のお店に届けられます。もちろん一番多く流通するのは、地元越前町。新鮮な越前がにが豊富にあることで、越前町の旅館や民宿、お食事処では新鮮でおいしい越前がにをいつでも食べられ、魚屋さんでたくさん買うことが出来るのです。


越前がにのまち越前町より感謝を込めておもてなし!

福井県越前町は、北陸3県のひとつ、福井県の嶺北地方西部に位置する人口約2万3千人の町です。 平成17年に、旧朝日町・旧宮崎村・旧越前町・旧織田町の4町村が合併し、新生”越前町”として誕生いたしました。


― 福井県の食卓を支える港町で、越前がに・越前水仙など県を代表するブランドを持つ、越前。 ― 織田信長一族発祥の地であり、越前國の二の宮、劔神社とともに繁栄した、織田。 ― 日本六古窯のひとつ越前焼の伝統の技が息づく、宮崎。 ― 泰澄大師が残した多くの寺社仏閣により歴史と文化豊かな、朝日。


越前町というと、全国に名だたるブランド「越前がに」を中核とした港町、というイメージが強いかもしれません。 でも、「来てみるまでは、港町だと思っていました。」とおっしゃる方が多いように、 潮風が心地よい日本海の「海」に加え、懐かしい「土」の香りがする風土、優しい「里」が育んだ文化など、 それぞれの特徴が合わさり、多彩な文化、多彩な風土を楽しめる、それが越前町です。


越前が誇る最高の海の幸

冬の味覚の王様「越前がに」

越前海岸は言わずとれたズワイガニの王様「越前がに」の産地。海岸線にはズラリと魚屋さんや食処、旅館が立ち並び、越前がにシーズンとなる11月から3月にかけて、多くの人で賑わいます。



越前がに漁 11月6日解禁!翌年3月20日まで

越前がにのまち、越前町

黄色のタグ、発祥の地

福井県内の港で水揚げされる越前がに。もっともと多くの水揚げがあるのが越前町です。だから、越前町で新鮮でおいしい越前がにをたくさん買うことが出来るのです。


おいしい越前がにの食べ方の紹介

茹ガニ

王様を味わう王道

越前がにを食すなら外せない王道の味。鮮やかな赤い甲羅と、ぷりぷりした白く甘い身がたまらない。


カニ刺

とろけるような甘さ

越前がにを生で提供できる、地元ならこその食べ方。口の中でとろける甘さは一度食べたら忘れられない。


カニみそ

カニ料理の醍醐味

大きな甲羅にぎっしりと詰まった、甘くて深いコクのカニみそ。これぞ越前がにの醍醐味の味。


特報【浜活】活きのいい丼召し上がれ!

越前海岸観光協会連合会(越前・河野両観光協会)は、越前海岸沿いで海鮮ランチが楽しめる「浜の活丼・活膳」をはじめました。


手軽に楽しめる海鮮丼を「浜の活丼」、豪華な定食を「浜の活膳」と名付け、 今日、一番の活きのいいぴっちぴちの越前の魚を提供します。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「第4回越前かに感謝祭 越前がにのまち越前町より感謝を込めておもてなし!」開催のご案内


https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2124011



※現在、2300件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/



ZIPANG-9 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見 その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

0コメント

  • 1000 / 1000