令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた
皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
一般社団法人 東京北区観光協会(会長:大前 孝太郎)は新一万円札発行を記念し、渋沢栄一翁ゆかりの地である北区・王子飛鳥山で採取した酵母と、生まれ故郷である埼玉県深谷市のお米を使用して醸したプレミアム日本酒「飛栄」(ひえい)の記者発表会を、北とぴあ(北区王子)にて2024年5月22日(水)に行います。
■背景
東京北区観光協会がプロデュースする日本酒「飛栄」は、東京23区唯一の酒蔵である東京港醸造が、伝統と革新を融合させた技術で醸された日本酒です。
このお酒は、北区・王子飛鳥山で採取された特別な酵母「飛鳥山酵母」と、埼玉県深谷市のお米を使用しています。
赤煉瓦酒造工場
「飛栄」が生まれた土地、東京都北区には日本酒製造技術の革新の場として知られる重要文化財「赤煉瓦酒造工場(旧醸造試験所 第一工場)」があります。
かつて、120年にわたり日本酒の製造技術開発や、講習が行われていました。
全国の日本酒を集めて行われた品評会や、酒造りを目指す人々がこの場所で学び、自身の蔵へ技術を持ち帰ったことから「日本酒の聖地」とされています。
現在、東京都北区に日本酒のイメージを持っている人は多くありません。
「この聖地の物語を風化させてはいけない。」
そうして、5年前からとあるプロジェクトが始動します。
飛鳥山公園
■「渋沢栄一翁の日本酒を、“聖地”北区で作れないか」
深谷で産まれた渋沢栄一翁が、人生の後半を過ごし、終着点とした北区・王子飛鳥山。
そこから日本酒の酵母が取れないかと、【東京北区観光協会】、【東京商工会議所 北支部】、【東京バイオテクノロジー専門学校】が協力し、研究調査を開始しました。
2023年。
それらが実を結び、5年の歳月を経て200種類の酵母の中から奇跡的に日本酒に合う酵母を発見しました。
その酵母は「飛鳥山酵母」と名付けられました。
東京港醸造
■23区唯一の酒蔵、東京港醸造
伝統的な手法と最新の技術を融合させた独自の日本酒製造技術を持ち、このストーリーに共感した東京港醸造の寺澤杜氏。
東京港醸造の元で飛鳥山酵母、深谷のお米を組み合わせ、2024年に奇跡の日本酒が誕生しました。飛鳥山と渋沢栄一翁から名前を取り「飛栄」と名付けられました。
<飛栄 純米吟醸>
「飛鳥山酵母」を使用した日本酒の第一弾。埼玉県深谷産「彩のかがやき」を使用し、500本限定で醸造したプレミアムな日本酒です。
原材料名 :米(国産)米こうじ
精米歩合 :60%
アルコール分:15度
内容量 :720ml
飛栄 純米吟醸
<飛栄 純米大吟醸>
「飛鳥山酵母」を使用した日本酒の第二弾。埼玉県深谷産「彩のきずな」を使用し、純米大吟醸の45%まで磨き上げました。2,024本限定で醸造したプレミアムな日本酒です。
原材料名 :米(国産)米こうじ
精米歩合 :45%
アルコール分:15度
内容量 :720ml
飛栄 純米大吟醸
飛栄は、エステル系の香り(果実様の芳香)と酸味が特徴で、「料理の主役になる食中酒」としてお楽しみいただけます。限定生産のため、各ボトルにはナンバリングが施されており、贈答用としても非常に価値の高い逸品です。
2024年1月に純米吟醸の誕生。
4月には更に磨き上げた純米大吟醸が誕生し、5月23日(木)からクラウドファンディングでの限定販売を行います。
飛栄 ロゴ
【記者発表会のご案内】
日時 :2024年5月22日(水)15:30~16:30(開場は14:30から)
場所 :北とぴあ7階 第一研修室(東京都北区王子1-11-1)
【会社概要】
社名 : 一般社団法人 東京北区観光協会
所在地 : 〒114-0002 東京都北区王子1-11-1 北とぴあ1F
電話 : 03-5390-1166
設立 : 2017年1月
会長 : 大前 孝太郎
新紙幣発行記念 特別講演のご案内
渋沢栄一と山梨県の関わりについて
株式会社山梨中央銀行(頭取 古屋 賀章)は、新紙幣発行記念 特別講演「渋沢栄一と山梨県」を開催いたします。
本年7月に発行される新紙幣の一万円札の肖像に選ばれた資本主義の父・渋沢栄一は、当行や身延線の設立に関わっております。本講演では、渋沢栄一と山梨県の関わりについて、詳しくお伝えいたします。
当行は、金融に関する知識を深める機会を提供することにより、教育・文化の観点から地域社会の発展に貢献してまいります。
<講演の概要>
(詳細はリーフレットをご参照ください。)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
埼玉県深谷市(市長 小島進)は、「近代日本経済の父」と呼ばれ、
2024年7月発行予定の新1万円札の顔となる渋沢栄一の生誕地 築約130年の「中の家(なかんち)」を大規模改修。2023年8月10日(木)13時にリニューアルオープンをしました。
現在、一般公開をしています。
渋沢栄一アンドロイド
「中の家」全景
大河ドラマ館セット(台所)
今回の大規模改修は、2019年から約3年間を掛けて行われ、主屋の耐震補強工事をはじめ、漆喰による伝統的な工法で瓦屋根や壁の細部まで当時に近い形で復元されました。今回のオープンに合わせ、外からの見学のみとなっていた主屋内部を、立ち入り可能な形で一般公開します。
旧渋沢邸「中の家」主屋の見どころ
(1)【初公開】主屋内部の見学(立ち入り)が可能に
これまで外からの見学のみとなっていた主屋内部を初めて一般に公開
(2)【世界でここだけ】渋沢栄一アンドロイド・シアター
大阪大学 石黒浩教授の技術により誕生した80歳頃の渋沢栄一アンドロイドを公開
(3)【新たな遺構を発見】煉瓦製カマド跡
改修工事中、床下から発見された東京駅の赤レンガ駅舎で知られる
日本煉瓦製造の煉瓦で作られたカマド跡を公開
(4)【大河ドラマの世界観が再び】中の家セットや衣装、小道具などを展示
大河ドラマ「青天を衝け」の劇中セット、衣装、小道具を再現
(1)【初公開】主屋内部の見学(立ち入り)が可能に
これまで、建物の耐震性が確保できなかったことから原則立ち入り禁止となっていた主屋内部を初公開します。栄一が帰郷の際に滞在した上座敷や当時蚕室として使用された2階、座敷から望む日本庭園などを見学することができます。
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